ヒプノセラピーってどうなの?何度も受け、スクールにも通った私の率直な感想。

人生に疲れたなら。もやから抜け出るための3ステップと不安を消す最強の方法。

ゆったりイスに腰かけて、半ば夢うつつで自分を掘り下げてゆく不思議な感覚を伴うヒプノセラピー。

私は民間ですがヒプノセラピーの資格を持っており、今まで人にも自分にもヒプノセラピーをしてきた経験があります。

もう何年も現場を離れてフラットな目線で感じる

  • ヒプノセラピーのおすすめできる点
  • おすすめできない点

に、私の体験談なども交えて解説してゆこうと思います。

少し長いので私の結論をまとめておくと、

ヒプノは癒し効果もある便利なものだけど、期待が高すぎるとがっかりすることもある。
また高額なスクールに通ったり何度もセラピーを受けなくても、シンプルなセルフヒプノさえできればヒプノの良い点は十分受け取れる。

という内容になります。

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ヒプノセラピーの率直な感想。おすすめできる理由。

ヒプノセラピーに何を求めるか

によって受けるべきかどうか・おすすめできるかは違ってきます。

それを踏まえても、大きな意味で「ヒプノセラピーは割と色々な人におすすめ」ですし、私自身は「ヒプノを知っておくと便利」と感じています。

慣れるとセルフセラピーとして「内観・自分観察」にも使えます。

ヒプノセラピーがおすすめできる理由

おすすめできる理由は、ヒプノセラピーが瞑想と似通っている点が多いのでとっかかりやすく、また「求めるゴールが不明瞭な時」でも使えるからです。

逆に、「ゴールを明確にしたい時」でもOK。

例えば

  • 漠然と疲れている自分を癒したい
  • 自分の〇○な点について知りたい
  • 未来の自分の「目標設定」をしたい

このように、ふわっとした精神的な疲れから現在の具体的な悩み、未来の目標設定まで、幅広く使えるのがヒプノセラピーの便利なところ。

もちろん1回に全てを盛り込むのは無茶ですが、自分で自分にできるようになれば自由にアレンジして日々の瞑想代わりに軽いヒプノを行うことができます。

ヒプノは「能動的」

また、私がヒプノが良いと思っている点の1つに、「能動的・自分が主体」という点があります。

ヒプノセラピーの現場はクライアントさんはただ誘導に沿っているだけのように見えますが、実際には本人さんの頭に浮かんだもの・ストーリーによって進み、どういう風に感じるか、どうしたいかも本人次第。

占いやその他のセラピーは受け身な部分が多いですが、ヒプノセラピーはかなりの部分が本人次第なんです。

  • 自分で感じる
  • 自分でどうしたいか決める
  • 自分で作り変える

こんな主体性が自然とできるのが、ヒプノセラピーの良い点です。

瞑想よりも具体的なので、寝ない

ヒプノセラピーは、まるでイメージを伴う瞑想のようです。

瞑想にも色々な手法があるのでいちがいには言えませんが、どちらかというと考えを掘り下げない・ありのまま放っておく、そんな瞑想が多いのではないでしょうか。

それはそれでとても気持ちが良いのですが、私の場合は特に、寝てしまうという問題が発生します・・・。

ですがヒプノセラピーだと「これは何?」「どう思う?」「どうしたい?」を掘り下げるので、体はリラックスしながらも寝落ちしないで済みます。

私のヒプノセラピー体験談

私自身は悩みからではなく、「面白そう」という好奇心からヒプノセラピーを受けてみたのが始まりです。

その最初のセラピーで今までぼんやり見えていた何かがバチっと明確に見えたという経験をして、一気に養成コースまで進みました。

「見える」というと怪しい響きがありますが、確かにはっきり見えたのです(ストーリーではなく、“物”が見えただけです。それ以降さっぱり何も見えなくなりましたが・・・^^;)

私のヒプノセラピー体験はいつもソフトで、ゆったりと進み、終わるとなんだか気持ちがいい。そんな感覚的なものです。もちろん、「今日はよく分からなかったな・・・」という時もありました。

劇的に何かを得たり変えたりするというよりは、自分を別の角度から見て、自分について考える・感じる、それを積み重ねて自分のイメージを新しくしてゆく感じです。

 

養成コースを通して自分自身で何度もヒプノを受け、

  • 自分で自分にインタビューすること
  • 客観的に自分を見ること
  • 体感やイメージも「自分」の一部

であることを学び、また人にヒプノをすることで

  • 感情に蓋をしている人はたくさんいる
  • 思い出したくない嫌な過去を持つ人はたくさんいる
  • “自分”に向き合うことが苦手な人もいる

ということも知りました(そういう部分が自分にもあるとも気が付きました)。

自分は通っておきながらですが、スクールや養成講座はおすすめはしません。お金が余って使いどころに困っている人であればいいかもしれませんが・・・
「自分をなんとかしたい」「変わりたい」なら、最初から回数を決めてヒプノを受けるか、もしくは留学や新しい習い事など現実的な行動に投資した方が絶対良いです

ヒプノセラピーがおすすめできない点

ヒプノセラピーは大きな意味でおすすめであると先ほど書きましたが、かといって誰にでもどんな場合にでもおすすめ!とは思いません。

理由は以下の通りです。

そこそこ値段が高い

お財布事情は人それぞれですが、こういったセラピー業界は一般的な相場感覚よりかなり高めであると感じています。

当時の相場では、ヒプノ1回が1~2時間で1万円前後~が平均価格(もっと高い場合もざらにあります)。

それでいて美容室やマッサージのように明確な何かがあるわけではないという点も気になります。万単位を払って「よく分からなかったなぁ・・・」では悲しすぎませんか。

また、1回よりも複数回受けたほうがいいという傾向も、より出費を引き上げています。

何が得られるか分からないのに高い。

これが、私自身はっきり感じているヒプノのおすすめできない点です

「自分次第」がデメリットにもなる

ヒプノは能動的という点をおすすめ理由として書きましたが、

  • 何も感じない
  • 分からない

があまりにも強い場合、五感を使って自由に自分を探索できるというヒプノのメリットの大半が失われてしまいます

もちろんそういう方の場合のヒプノの進め方はありますが、恐らく本人さんとしても「思っていたのと違った」という結果に終わる可能性が高くなってしまいます。

これが正解

というものが無い点はメリットでもあり、逆にデメリットにもなります。

誰かに断定して欲しい人には向いてない

「あなたの未来はこうですよ」

「あなたが不幸な原因は、過去の〇〇です」

こんな風に誰かにはっきり言ってもらいたい、決めてもらいたい場合、ヒプノは真逆になりますのでやめておきましょう。

ヒプノは自分から浮かんだものを自分でつかむ・自分で選ぶセラピーなので(少なくとも私にとっては)、誰かにはっきり言われたい気分の時は、占いや“視てもらう系”のセラピーをおすすめします。

ヒプノセラピーの誤解されやすい点・注意点

せっかくヒプノを受けたのに「思っていたのと違ってガッカリ」という感想を見ると残念な気持ちになります。

ヒプノセラピーが催眠誘導という言葉で言い換えられるのもその原因の1つですが、正直なところ「催眠」の言葉からイメージするものとは全く違います。

夢を見るように「何か」を見るわけではない

催眠誘導によって、自分が自分でなくなったかのようにイメージの世界を漂い、思ってもいない言葉を口から発し、なんとも不思議な異世界を経験する・・・

わけではありません(そういう人もいますが、それはかなりイメージに慣れている人です)。

体がリラックスするように、イメージを起こしやすいようにするための誘導はありますが、それによって摩訶不思議な体験を引き起こすというものではありません。

アトラクション的に「何かすごいものを見る」「何かすごい体験をする」のをイメージしていると、がっかりしてしまいます。

明確に「何か」が分かるわけではない

  • 目が覚めたように何かが変わる・自分に目覚める
  • すごい異世界体験の中で、自分の使命が分かる

こんなすごいスピリチュアル体験を期待していると、残念な結果に終わる可能性が高いです。

普段から瞑想やイメージに慣れていれば、誘導されることでイメージを受け取りやすくなり、結果として「すっきりした!」という事もあります。

セラピストさんとの相性もあるかもしれませんが、「なんとなく、こう感じる」「なんとなく、こう思う」といった「なんとなく」、を大事にするのがヒプノセラピーだと私は感じています。

ヒプノセラピーを楽しむコツは、「なんとなく」

ヒプノセラピーは、幼い頃の自分をイメージしたり、イメージの中で会話をしてみたり、イメージの中で森林浴をしたり、イメージの中で未来の自分に会いに行ってみる、

イメージ

が大切なセラピーです。

なので、「考えなきゃ」「感じなきゃ」と縛られてしまうと自由なイメージ・発想とはと真逆になり、ヒプノを楽しむことができません。

そこでヒプノの体験ハードルを下げるコツとして、『なんとなくを拾う』ことをおすすめします。

なんとなく、薄暗い

なんとなく、広い

なんとなく、涼しい

なんとなく、柔らかい

なんとなく、風を感じる

なんとなく、高い

なんとなく、あっちが明るい

なんとなく、誰かいる

なんとなく、知っている人

なんとなく、優しい感じ

なんとなく、髪が長い

なんとなく、私は嬉しい

なんとなく、幸せ

なんとなく、この人も幸せ

なんとなく

なんとなく

こんな、確かなものも何もない「なんとなく」を1つ1つ拾っていって、自分の感覚を感じていくところから初めてみると、いざ何かのお悩みで自分と向き合う場面になったとき、ヒプノがやりやすくなるのではないかなと思います。

「自分でヒプノ」は難しくない

そしてできれば、自分で簡単なセルフヒプノができるようになることが一番だと思います。

もちろんがっつりお悩みと向き合うならお金を払って受けるのも1つの手ですが、ヒプノセラピーの基本の「インナーチャイルドワーク」だけならセルフで十分できます

シンプルながら、涙が止まらないくらいボロボロ泣いてしまう人も少なくないインナーチャイルドワークを簡単なセルフケアとして取り入れてみてはいかがでしょう。

難しいことはありません。ヒプノの基本さえ押さえれば十分。

イメージと体感に集中するためにも、CDは必須です