「は?」風水コンサル&メンターの指導を受けた友人を見ていて思った事。

風水コンサル・メンターの指導なんていらない

昔の話です。

当時少し交流のあった友達が、どこで見つけたのか風水師が提供している「風水&占いを元にした個人コンサル」を受けることになり

一生懸命教えを全うしていましたが・・・結局何十万単位のお金を損しただけにしか見えなかったなぁ。と傍から見ていて感じた、という話です。

 

その風水師は雑誌でも特集されるような少し知名度のある方でしたが、この件で有名な人のコンサルでもこんな目に遇うのなら、無名のコンサルなんて良いも悪いも見分けようがない。コンサルなんて受けようと思わない方がマシだ。」と思うようになりました。

上記職業の方を否定する意図はありません。あくまでイチ一般人の目線から見た率直な感想です。
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仕事・結婚・人生まで。年間契約の風水コンサル。

風水といえば東の方角に何色を置くとか、吉日、一粒万倍日・・・などなど、さわり程度は知っている方も多いのではないでしょうか。

ある日、風水コンサルと名乗る女性に年間契約(確か30万近く)のコンサル料を払い「人生コンサルを受けている」ということを、友人が意気揚々と教えてくれました。

 

風水コンサルなんてものがあることにもびっくりしましたが、話を聞いてみると、風水を元に個人の運勢チャート(?)を作成してくれて、

  • 何をするのはいつが吉日
  • この日は避けた方が良い
  • 今後数年間の見通し

などのアドバイスがもらえるとのこと。

またその風水師自体がビジネスウーマンとして成功していることから「ビジネスコンサル」としても有能であるらしく、自分の好きな事で成功したい意識の強い友人は、とある業種で成功するためにも風水師に師事することにしたようです。

 

友人は正社員として仕事をするかたわら、趣味でやっていたことを自分のビジネスとして生計を立てたいという思いを持っていたため、とても真面目にその風水師の教えを聞いていました。

スパルタ気味の風水師の教え

風水師は女性でしたが少しボーイッシュな外観の人物で、仕事のスタイルも今どきの「ゆるふわ・キラキラ女子」とは真逆のタイプでした。

友人はコンサル生という顧客であり“弟子”という立場でもあります。しっかりとその風水師のビジネススタイルを模倣するよう指導を受けていました。

以下はほんの一部ではありますが、私が覚えている彼女が教わっていたことの抜粋です。

レスポンスは早く

「返信は一刻も早く。

仕事ができないやつほど返信が遅く、しかも的を得ない内容になっている。成功したければ、私(風水師)のようにレスポンスを早く、常に相手に伝わりやすい内容を心がけるべし。」

1人暮らしをしろ

「一緒に過ごす人のエネルギーは伝染する。

成功していない親と一緒にいては成功できない。

少し家賃が高くても、自分のエネルギーが上がるような理想の部屋で一人暮らしをすべし。」

友人は言われた通り実家を出て、一人暮らしを始めました。

呼び出しにはいつでも応じて当たり前

「メンターや、“成長させてくれる人”からの呼び出しにはいつでも応じて当たり前。

断っているようでは成功できない。」

友人が1人暮らしに選んだ場所は、風水師の自宅から何駅も離れていない地域でした。それもあって、夜中に風水師から呼び出され、飲みに行くことも度々あったようです

友人は楽しそうにしていたので苦では無かったのかもしれませんが、なかなかあり得ない面倒な教えだなと思いながら聞いていました。

成功したければ鵜呑みにしろ

「私(風水師)は“成功している立場”から物事を見て判断しているので、その選択は凡人から見ると変だ・おかしいと思うことが多々ある。

それは目線の高さが違うからだ。

成功したければ、目線を変えなければいけない。自分の低い目線で判断せず、目線の高い人の言うことを聞くべし。」

手帳を予定でびっしり埋め尽くせ

「時間単位・分単位で予定をびっしり入れ、自分のように次から次へと予定をこなせ。

薄い手帳なんてありえない。細かくびっしり書き込める手帳を持ち、そこに未来の予定を埋めつくせ。」

その風水師自身も仕事が立て込んでおり、友人と同じようなコンサル生を同時に複数人抱えているためとても多忙だったようです。

自分のようになりたければ、自分のように考え、自分のように行動せよ。という教えが基本的なものでした。

50万円で自身のホームページ&キャッチコピーを依頼

たまに友人に会ってコンサルの経過を聞いていると、今度は友人自身のホームページを作るということになっていました。

〇○師としての友人をプロ・本物に魅せるための本格的なサイトのようです。

 

  • 風水師が紹介したらしきHP作成業者
  • 個人を売り出すために超重要らしい「キャッチコピー」を作る人物

の2人に50万円ほど払ってすでに着手しているとのこと。

仮の状態でサイトを見せてもらいましたが流石に素人が作ったサイトと違ってキレイですし、わざわざロケまでして撮った友人の「プロっぽい」画像を使っているので、見栄えは本格的。

ただ、今でこそ言えるとすれば、ホームページ作成に50万はかなり情弱じゃないでしょうか・・・

「肩書を変えろ」???

何度も打ち合わせや相談を重ねてやっとホームページがあらかた完成し、友人のブログやSNSとも連動させ、小さなワークショップなどの活動も始めた。

傍から見ていると、「これからいよいよ〇〇師として本格的に活動を開始してゆく人」のようにしか見えませんでした。

 

が、私が友人と最後に会った時、友人は耳を疑うようなことを言いました。

なんと風水師に、肩書を変えろと言われたようです。

 

その理由は

  • 友人の肩書である〇〇師はあまりにもマイナーで業界自体の知名度が低い
  • まずは他のメジャーな業界で名前を売って、それから〇〇師として活動する方が良い

というもの。

 

その理由そのものはどうとも思いません。確かにそれはそうかもしれませんしね。

でも・・・

なら、最初からそう言えよ!!

という言葉しか出てきませんでした。

 

別の肩書で名を売って、それからやりたい〇〇師として深めてゆく。そういう筋書きを最初にきちんと友人に対して提案するべきだったのではないでしょうか。

トータル100万近くかけ1年近い時間も使ってきたのに「今からまた新しい肩書を用意しろ」と言われても・・・。

 

思っていたよりも〇〇師ではうまくいかないから、適当な理由を付けて方向転換させようとしている

そんな風にしか見えません。

 

さすがにいつもポジティブで前向きだった友人も、どことなく落ち着かない表情で困惑しているようでした。

そりゃそうだ・・・

結局サイトは閉鎖、今はどこに・・・

その後、私自身もなんとなく彼女に連絡しませんでしたし、向こうからも連絡が来なくなり、なんとなく付き合いが無くなりました。

 

しばらく経ってからふと思い出して彼女のサイトを訪問してみるも、閉鎖。

50万かけて作ったサイトもキャッチコピーも、跡形もなくなってしまいました。

 

当の風水師の名前は忘れてしまったので調べようもありませんが、結局その風水師にとって彼女は沢山いるコンサル生の一人にすぎなかったのでしょう。

 

 

別にこの風水師が特殊な詐欺師だとは思いません。割とよくある話ですよね。

誰かの言われたようにやってそれで大成功すればラッキーですが、

『誰かに教えを説きたい人』と『誰かの教えを乞う人』の割合から考えても、人に言われた通りにやって成功する割合の方が限りなく少なそうです。

結局は、自分で考えて自分で動いたほうが早いし、後悔も少なくて済むのではないでしょうか。

どうしても誰かを信じて教えをもらいたいなら、そもそも有料で人生コンサルしている人は省いてそれ以外の人から選んだ方がいいのかもしれません。(無料で集客している場合でもバックエンドの商品があることを疑うべきです)

 

今の彼女が前のように元気であればいいなぁ。とたまにふと思い出します。