大学・就職で引っ越して地元を離れた。
留学で日本を出た。
環境が大きく変わって、自分がたった1人になってしまったような、そんなさみしい気持ちになる時って、ありますよね。
私も現在留学中です。
現地で知り合いはいるけれど、それほど仲良くもないのでたまにしか会わないです。
家族や恋人は日本・・・オンラインで話はできても、会って話す事はできません。
一緒に住んでいればできるような、たわいのない会話ができない・・・
自分で望んで来たはずだけど、やっぱり、さみしい。
そんな時に読んで欲しいTipです。
「さみしい」は、悪い事ではない
さみしい気持ちをかき消そうとして、あまり仲良くない人からの誘いを受けてしまったり、なんとなく買い物に出てあまり欲しくないものをつい買ってしまったりしていませんか?
我に返ったあとで
「今日はよけいに疲れた・・・」
「何でこんなの買ったんだろう・・・」
とますますさみしさがこみ上げてしまうことも。
そこで一度考えて欲しいのが、寂しい気持ちを無理に消す必要はない、ということです。
寂しさは悪ではありません。
また、大事なことは、「さみしさ」は無理やり何かで埋めることができないという特徴がある。ということです。
代わりのものでさみしさを埋めても、空しいだけです。
今は、一時的に寂しさに襲われているだけかもしれません。
明日になれば、少し気持ちが落ち着いているかもしれません。
慌てて「寂しさをどうにかしよう」とするのは止めましょう。
会いたいと思う人がいる喜びを感じよう。
さみしい。
皆どうしているかな。
会いたいな。
たわいもない会話がしたいな。
そう考えているとき、心の中には大事な人が浮かんでいますよね。
その人に今すぐは会えなくても、あなたの人生にその人が存在している事実に目を向けてみましょう。
会いたいと思える人がいるって、実はすごい事です。
大事な家族・恋人がいるって、ほんとに幸せなことです。
そんな人があなたの人生の一員として存在していることを思うと、とても嬉しい、誇らしい気持ちになってきませんか?
今会えない寂しさよりも、その人がいる嬉しさに目を向けてみましょう。
今ここにいる目的を思い出そう
寂しい気持ちに襲われていると、ついもと居た場所のことばかり思い出してしまうかもしれません。
でも、何のためにここに来ましたか?
目的をもう一度思い出してみましょう。
勉強したい。スキルを上げたい。希望の仕事が見つかった・・・など、あなたがここに来た理由を具体的に思い出して、紙に書き出してみましょう。
そして、それについて今できることもどんどん書き込みましょう。
具体的な行動をしよう。
紙に書き出したことを、実際にどんどん行動に移しましょう。
私の場合は、言語習得のために日本を離れたので、学校だけではなくラングエッジエクスチェンジ(言語交換)をする相手を探そう!と動くことに決めました。
頭の中の考えを整理して紙に書き出したら、行動が全てです。
もしプランが間違っていると感じたら、都度修正すれば良いのです。
動きながら、定期的にプランをブラッシュアップしてゆきましょう。
また会えること・そのときにどんな自分でいたいかを想像して、今日を過ごそう。
具体的に自分が動く目標ができ、行動に移していれば、その段階で寂しさは薄れているでしょう。
なので、前を向いてすすみながら、またいつか皆に会える日を楽しみに、大事な人たちを心の中に置いておきましょう。
こんど大事な人に会えるとき、あなたはどんな人になっていたいですか?
- どんな話をしたいですか?
- どんな報告をしたいですか?
- どんな言葉をかけてもらいたいですか?
- 大事な人に、どんな気持ちになってもらいたいですか?
大事な人が居ることは、大きな強みです。
自分のためだけでなく、誰かを思うことで自分のエネルギーをアップさせることができるからです。
寂しさは、大きな愛情を知っていることの裏返しです。