特別嫌なことがあったわけではないけど、
- なんとなく落ち込んでる
- なんとなくしんどい
- 面白くない
- 憂鬱
- やる気が出ない
そんな時、無理に元気を出させようとせずしばらくぼーっとそこに浸ってみるのも1つの手です。
でも
「これじゃいかん。どうにかしないとしんどいわ。」
と感じたとき
無理せずできる、ふわっと回復する方法をご紹介します。
ふわっと元気を出す簡単な方法
「気分」は変化しやすく、ちょっとしたことでころっと変わるものです。
色々試してみて合う・合わない、この方法が好き、というのを見つけると、今後の人生にも役立ちます。
とりあえずニッコリしてみる
あまりにも簡単なことですが、「とりあえず笑顔を作る」のは気分を変える鉄板の方法です。
気分が戻ってから笑うのではなく、落ちている時に先に笑うのです。
といっても無理やり心から笑う必要はありません。ちょっと口角を上げて、微笑んでみるだけでOK。
実際に口角を上げてみるだけで、眉やおでこ周りの筋肉がゆるむのがわかります。
つまり、今までそこに力が入っていたということが分かります。
口角を上げたまま、ゆるゆるしてくる筋肉を感じつつ「あー、ここの筋肉、頑張ってくれてたんだな~。前頭も力が入ってるな~。」
と言う風に自分の体をモニタリングしてゆきます。
太陽の光を浴びる
陽の光にあたるとセロトニンの働きで幸せな気持ちが増長される・健康な骨に欠かせないビタミンDの生成など、太陽には大きな役割があります。
ちょっと気分がすぐれない。なんとなくしんどい。
そんな時こそ、シンプルに太陽を浴びましょう。
といっても太陽は眩しいですし、女性であれば日焼けだって気になりますよね。
なのでおすすめは、「背中日光浴」です。
言葉の通り背中を太陽にさらし(肩や首回りだけでもOK)、10~20分、快適と感じる程度に時間をかけて太陽の熱で体をあたためます。
顔は陰になっていれば眩しくありませんし、服を着ていれば日焼けはそこまで気になりません。ただ背中だけは惜しみなく太陽に当てて、ぽかぽかにしてあげてください。
そうすると不思議なことに幸せな気持ちになって、自然と笑顔も出てきます。
ほわ~と力が抜けて、幸せな気持ちになります。おすすめです。
ちょっとだけ掃除をする
気分が落ちている時は、何をするのもめんどくさくなるものです。
ベットでただぼんやりしたい。なーーんにもしたくない。と感じますよね。
でも少しだけ、クイックルワイパーでも片手にとって、軽く床掃除でもしてみませんか。
念入りに掃除する必要なんてありません。
ささっとぱぱっと、落ちてる髪の毛やほこりを集めてぽんと捨てるだけでOK。溜まってた洗濯物を洗濯機に放り込んでみるのもいいですね。
「部屋は心の状態を写す」なんて言いますが、真偽はともあれ、確かに気持ちがちょっと爽やかになります。
エッセンシャルオイルの香りを嗅ぐ
「芳香」は鼻から杯に入り、すぐに体内に吸収されるものです。
たかだか植物の香りと思えばそれまでですが、薬とまではいかなくとも
- すっきりリフレッシュ
- 女性らしい気分に
- 厳かで静かな気持ちに
- リラックス
などのちょっとした気持ちの変化を確かにもたらしてくれます。
高級品はびっくするほど高いですが、くんくんと嗅ぐだけなら1000円ほどの品質で十分。ぜひお気に入りの香りを見つけてみてください。
メイクで「幸せ顔」に
よく開運のためのメイク術・開運のための人相などのワードが取り上げられますよね。
シンプルに言うと、「艶・血色の良いお顔」が福相とされています(表情も重要ですが)。
気分がのらない時にフルメイクをするのも面倒なので、ポイントで構いません。ちょっとだけ、「あら、いい感じ」な自分を作ってみてください。
- 艶のあるリップで唇に血色を足す(普段より少し外気味に塗るのも良し)
- 頬の毛穴が目立ってるから、お粉で良い感じにぼかしてあげる
- 鼻筋や目元、頬などに艶だしパウダーを使って顔のハリを出す
こんな風に、ちょちょっと手を加えてあげるだけで気分も変わりますし、その後の行動も変わります。
例えば
- せっかくリップを塗ったし、パジャマじゃ似合わないから着替えようかな。
- せっかく肌に艶を出したんだし、髪も整えておこうかな。
- じゃあついでにちょっと散歩にでも行こうかな。
などなど、ちょっとした小さい行動が1日の行動全部に影響を与えます(もちろんリップを塗って満足して昼寝してもOK)。
ラベンダーのサプリメントを摂取する
エッセンシャルオイルの香りも人の気分に影響を与えますが、サプリメントとして摂取しても人の心に影響を与えることが分かっています。
私の場合、ラベンダーに不安を除く効果があると分かっていても、あまり香りが好きではないのでラベンダーを香りを積極的に摂る気になれません。
ですがサプリメントであれば、ぽいと飲むだけ。ビタミンを摂るのと同じ感覚です。
日本では「ハーブのサプリメント」はまだそこまで浸透していませんが、海外ではコンビニの日用品コーナーにぱぱっと摂取できるハーブサプリが売られていることは珍しくありません。
人と話をする
気分が落ちていると人と話すのもそもそも面倒になりますが、気心が知れている間柄の人とであれば、「ちょっと3分だけ」といった感じで何気ない会話をしてもらってみてください。
言葉を発して人と会話をするだけで脳は活発に動きますし、強い気分の変化を与えてくれます。
見るだけ・聞くだけのテレビや動画よりも効果的です。
いつもと違う音楽を聴く
「人と話をする」と似てた理由ですが
普段聞かないタイプの音楽を流してみることで、少なからず脳が刺激を受け、それは気分にも影響します。
人と話すのはやっぱりめんどくさい。でもちょっと気分を変えたい。という時にとても簡単にできるのでおすすめです。
私の場合、「三味線」「和太鼓」「英語の曲」などが普段聞かないジャンルです。ご参考までに。
ちょっとだけヨガをする
ヨガをして体を動かすと、気分がすっきり!
・・・ですが、普段ヨガをしていないのに急にヨガをしようと思っても、ヨガマットもない。どういう手順かわからない。つまりめんどくさい。
という結果に終わりがちです。
なので、ごろごろとベットに寝たまま。目をつむったままで大丈夫。
・・・*・・・*・・・
うーんと片手を上げて脇腹を伸ばしてみたり
ひざを抱えて体を左右にゆすってみたり
寝たまま足だけ正座のポーズにしてみたり(これは前ももがかなりキツイので、少し外側に足をくずした正座にしてください)
頭をゆっくりと左右にごろんごろんと動かしてみたり
こんないんちきヨガで大丈夫。
体を動かして普段意識を向けない部分に気を向けるだけで、いつの間にか心が少しリフレッシュしています。もちろん筋肉を伸ばすので、体感的にも気持ちが良いです。
無理して自分を奮い立たせない。が鉄則。でもちょっと前を向くために
スイッチを入れて「やる気モード」にしようと張り切ってしまうと、今落ちている自分を奮い立たせるのは少々しんどいものです。
なによりも、気持ちのふり幅が大きいとかえって疲れてしまいませんか。
だからまずは「今よりもちょっとだけ気分をアゲてみよう」と考えた方が現実的。
どれも簡単な方法ですが、心に小さな変化をもたらしてくれます。