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人間関係が怖いあなたに知って欲しいこと。感情に飲まれないための瞑想法。

人間関係が怖いあなたに知って欲しいこと。感情に飲まれないための瞑想法。

人間関係が怖いくて不安で、人と関わるのが怖い。

外に出たい。人と関わりたい気持ちはあるのに、いざとなると怖いという感情が湧き出て手が震えてしまう・・・

そんなあなたに知って欲しいお話です。

あなたが怖いという感情を感じられて、良かった。

まず、怖いと感じることを、否定しないでください。

恥ずかしいことでも、悲しいことでもありません。

むしろ、怖いと感じられることは、良いことです

 

どうしてかというと、本当に怖いのは、その怖さに蓋をして、何も感じないようにしてしまうことだからです。

 

あなたは、あなたの感情を感じることができます。

それは正常なことです。

ただ少し、感情が走りすぎることがある、というだけです。

 

怖さを克服したいあなたに知って欲しいこと。

では、その走りやすい感情は、どうしたら落ち着いてくれるのでしょうか。

まず、「感情」について、少し知って欲しいことがあります。

感情は自分のたった一部分

前提として

自分 = 怖がり

自分 = 対人恐怖症

こういうレッテルは忘れましょう。

そもそも人を1つの言葉に当てはめるのはあまりにも無理があります。

ただ単に、今、自分の中にそういう要素がある時がある

というだけです。

感情の役割

感情は時にセーブが効かずやっかいなものですが、まるで小さな子供のようにこの世界を楽しみ、人生を豊かにしてくれる大切なものです。

そしてこの世界で生きて行くために必要な、信号機のような、アンテナのような役割も担ってくれています。

  • 赤信号を出して危険から守ったり
  • 青信号を出して新しい場所に導いたり
  • 時々は、点滅信号を出して、あなたの歩みを止めるかもしれません
何にどう感じるかは十人十色です。皆バラバラだからこそ、個性に繋がります。人と比較しない自分の感じ方を、まずは自分で認めてあげてください。

感情は、先生や神ではない。

さまざまな感情は、先ほど書いたように人生を彩る大切なものであり、自分がいるべき場所へと導いてくれるメッセンジャーでもあります。

ですが、感情は鈍ることもあり、受け取り方を間違えることもあります。

だからこそ、感情が全て正しいとは限りません。感情最優先の生き方は、どこかで頭打ちになる。ということを覚えておいてください。

 

というのも、感情は、現実よりも過去を強く映し出すものだからです

 

“快”と感じた経験があるものに安心や喜びを感じ

“不快”を感じた経験があるものに反発や恐怖を感じる。

 

目の前をありのままに受け止めるのではなく、必ず過去のデータを持ち出します。

怖がる必要の無い場面で“過去の怖い思い”を持ち出してしまうかもしれません。というか、そういうことは普通によくあります。

だからこそ人は、過去の感情に苦しめられてしまうのです。

過去の感情を思い出して感じているときは、まるで「今」がそうであるように、同じ感情をリアルに思い出してしまうものです。
ここで大切なことは、感情が悪いということではなく、そういう性質がある。ということです。

感情が扱いきれない時にやってみてほしいこと。

時に感情が自分自身で歯止めが効かず、どうにもならない波のように自身を追い詰めてしまいます。

そんな扱いきれないほどの感情がわいてきたら、どうしたらいいのでしょう。

例えば、怖い。という感情。

怖さや恐怖は自身を危険から守り、生存率を上げてくれる大切な感情です。

理性でねじ伏せても無駄

湧いてきた「怖い」という感情に、合理的な目線で

「いやいや、今は怖くないシチュエーションだから、大丈夫ですよ」

とさらっと流そうとしても、かえって「怖いよ!危ないよ!」と強いメッセージに変わることがあります。

泣いている子供に「泣くな」と黙らせても余計に怒ってしまうことがあるように、感情も無視されるとかえって声を大きくする傾向があります。

もちろん「さらっとスルー」がうまくいくこともありますが、感情が強ければ強いほど見なかったことにするのは難しいです。

感情を安心させてあげる、かんたん瞑想

暴れる感情は、どうすればいいのか?

小さな子供に寄り添うようにその感情に寄り添ってあげるという、1人でできる、とってもかんたんな瞑想法があります。

 

さっそくやってみましょう。静かな空間と、リラックスできる椅子があればOKです。

 

 

椅子に深く座って、ゆったりとした気持ちになるまで、深呼吸を繰り返します。目は軽くつむりましょう。

 

肩や首の力が抜けて、足もだらーんとリラックスしてきたなと感じられたら、気になる感情を意識してみましょう。

 

その感情は、どこにいますか?

胸のあたりとは限りません。おでこや、肩、お腹のあたりにいるかもしれません。

ゆっくりと、その感情を探してみましょう。

 

なんとなく場所が分かったら、しばらくじっと、見守りましょう。

 

その感情は、どんな様子ですか?

どんな形をしていますか

どんな色をしていますか

どんな質感ですか

 

できれば近づいて、よく観察してみましょう。

 

そして、できそうであれば、その感情に話しかけてみましょう。

 

もしかしたら、その感情をぞんざいに扱っていたあなたに怒っているかもしれません。

見ないふりしていたことに、傷ついているかもしれません。

 

でも、あなたとその感情は、知らない仲ではありません。

なんといっても、ずいぶんと昔から、一緒に居るのですから。

 

話をして、もしも話ができなければ、じっくり感じてみてください。

 

そして、今まであなたを守るために、いっしょうけんめい「感情」を広げていてくれたことに、ありがとうと言ってあげてください。

親しき仲にも、礼儀ありです。

 

でも今はもう、そんなに頑張ってくれなくても大丈夫なんだ。ということも伝えてあげてください。

 

小さな子供みたいな性質をもつ感情には、

押し付けず

同じ目線で

愛情をもって話をしてあげることが大切です

 

そして、これからも、あなたは大切なパートナーだから、よろしくね。といって、イメージでハグをしてあげましょう。

 

 

意識を呼吸に向けて、軽く手足を動かしたら、ゆっくりと目を開けてください。

簡単瞑想は、これで終わりです。

感情に立ち向かわず、寄り添ってあげて

カウンセリングやセラピーでよくあるのが、怖さを植え付けられたその場面に戻って、追体験し、その場面を塗り替えるという手法です。

その場合、あなたの中の感情が暴走するきかっけとなった場面を思い出すという作業が必要となり、日常生活に支障をきたすほどの感情を抱えている場合には、簡単なものではありません。

 

私自身もそういった手法のカウンセリングは何度も受けてきましたが、正直なところ、手法とその人との相性も、結果にかなり大きく影響すると感じています。

その点、こういった1人で簡単に自分の内側に目を向けられる瞑想はとても便利です。他人の目を気にすることもなく泣きたければないて、怒りたければ怒ってもいい自分のためだけの時間です。

 

感情は敵ではなく、立ち向かうべき相手でもありません。

肩を並べて、そっと寄り添ってあげてください。

 

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