大事なプレゼンに限って緊張してしまう。
緊張している自分に気がついてさらに緊張する。
もう心臓が飛び出しそう!
そんな時、NLP(神経言語プログラミング)を利用した「落ち着いた自分スイッチ」の作り方は
【緊張・不安】心を落ち着かせ、最高のパフォーマンスを引き出す方法。にてご紹介しています。
ですがその一歩前。
まだ時間がある状態であれば、NLPやメンタルなどよりも先ずチェックすべき点があります。
私自身もかなり緊張しやすいタイプですが、ひどく緊張するときとそれほどでもない時との違いがあります。
「その違いは何かな?」と考えた時、以下のチェック項目がおおいにヒントになりました。
スピーチや、壇上に立つ人向けの本にもこういった事がよく書かれています。
プロでも緊張する
『緊張したくない』と思うと、どれだけの観衆がいても堂々とパフォーマンスをする人物に憧れるかもしれませんが、
実際プレゼンやスピーチがお仕事の人であっても「未だに緊張します」と仰る方は少なくありません。
場数をこなしているプロでも緊張するものだと分かれば、なんだか少し安心しませんか?
全く緊張しないことを目指すよりも、少しだけ楽に話ができる自分を目指してみましょう。
目線がどこを向いているか
人前で話をするならば、
「相手に何を伝えるべきか」
「相手は何を知りたいのか」
といった相手目線の考え方が必要になりますよね。
ですが、とにかくあがってしまうという人は「自分がどう思われているか」に意識が向いています。
- 失敗したらどうしよう
- 失望されたらどうしよう
といった思いが余計に緊張を高めて、最悪の場合「相手に話の内容が正しく伝わらない」という結果に終わってしまいます。
心の目を自分に向けず、「相手の希望や反応」に意識をむけることで、自然と緊張が薄れてきます(緊張が無くなるわけではありません)。
でも、ただでさえ「どうしよう・・・」って緊張しているのに、相手の反応なんて想像しただけで余計に緊張する!って思いませんか?
少なくとも私はそのタイプでした。
だからこそ、以下のことが必要なんです。
緊張しすぎて失敗しないためのポイント
緊張して精神的にすごく負担を感じているなら、付け焼刃の「I can do it」に頼ってもうまくいきませんよね。
魔法はありません。
緊張を減らすには、まるでスポーツ選手のように日々の積み重ねが大事です。
重要!繰り返し練習する
自分が人前で話す内容に自信を持てているかどうか。
ここが緊張するかしないかの大きな分岐点になります。
「よくわからないけど・・・」「質問されてもなに答えていいかわからないよ・・・」
こんな風に自信のないままでは、うまくいくものも行かなくなってしまいます。
とにかく、練習あるのみ。しっかり勉強あるのみ。
「多少緊張しても、ここまでやったから大丈夫」という自分への自信は大きな力となります。
良く見せようとしない。「緊張しています」と心をオープンにする
「自分がどう思われているか」を過度に気にしすぎると、緊張している自分を隠して「平気な自分」を装おうとして、よけいに緊張を高めてしまいます。
どんなに場数を踏んだ人でも、人前に立つと緊張します。
私が好きでよく本を読んでいる女性起業家さんも、緊張している自分を隠さずに「今、緊張しています」とあえて自分から白状してしまうそうです。
そんな風に素直な気持ちをさらっと吐いてくれる人を見ると、なんだかこちらもほっとして、応援したくなりませんか?
できれば観客の中に「味方」をつくる
これは人によるかもしれませんが、
プレゼンの観衆は全く知らない人ばかりの方がいい
という人と
見知った人がいる方がほっとする
という人に分かれます。
後者の場合であれば、当日の参加者の中に知り合いがいれば「練習」を見てもらったり、事前にそういう話が聞きたいかを確認することで
- 1対大勢
ではなく
- 1対1
の気持ちでプレゼンができるようになります。
「あなたに伝えているよ」というイメージを具体的に持つことで、「大勢」のプレッシャーを少なくすることができます。
実際の練習だけでなく、イメージトレーニングもする
実際に練習するには場所や時間が限られてしまいますが、イメージトレーニングならいつでも取り入れることができます。
- 日常生活でドアを開けるとき、まるでプレゼン当日ドアを開ける時のようなイメージを持ってみる
- 人の目を見るとき、プレゼン当日にひとりひとりの顔をどういう表情で見るべきかをイメージしながら会話してみる
など、イメージならいつでもどこでもトレーニングできます。
「あぁ、緊張する。どうしよう。」という不安を妄想するよりは、よほどいいですよね。
「できる」具体的イメージを理想の人からもらう
自分なりの型ができれば緊張も少しづつ落ち着いてきますが、最初はどうしても
何をどうしたらいいかわからない
という理由から、余計に焦ったり緊張してしまいます。
なので、プレゼンの具体的内容については自分で精査して詰めるとして、それ以外の
「プレゼンってどうやるの?」
「どうすれば相手にちゃんと伝えられるの?」
という部分は、やはり慣れている人からパクリましょう。
パクるという言葉は響きが悪いですが、プレゼンでも営業でも「人から親しまれやすい・支持されやすい型」というものは存在しています。
そこには見ための姿勢や立ち居ふるまいも含まれます。
そして練習する
そして、最後にはやっぱりその日のための練習が欠かせません。
私自身も、人に何かを説明するときは「自分がしっかり知識があるか」「自信があるか」という点で緊張するかしないかが大きく分かれます。
とイチロー選手が言ったように、とにかく練習して積み重ねることが一番大切のようです。
そうやって少しづつ積み上げた自信は緊張に勝ります。
あがり症
緊張症
これを克服する一番遠回りなようで近道なのが、練習・勉強です。頑張りましょう!
そのうえで、どきどきする心をなんとか落ち着けたいという方には
NLP(神経言語プログラミング)を利用した【緊張・不安】心を落ち着かせ、最高のパフォーマンスを引き出す方法。をぜひ試してみてください。