現状を何とかしたい。
今の自分を変えたい。
そう強く願うほど、
現状の自分を否定したり
周りの環境を否定したりと・・・
「私はこうだ。周りはこうだ。」という揺るがぬ強い視点(見解)ができあがってしまっています。
関連記事
自分の見解・意見はしっかり持つべき場面は多々ありますが、それがいきすぎると自分で自分を不幸にしてしまいます。
そんな、自分視点に溺れてしまうのを防ぐためにできることが、俯瞰です。
簡単にできて、約に立ちます。
俯瞰とは?どんなメリットがある?
俯瞰のメリット
自分を俯瞰することで、
- あの人がこうだから
- 環境がこうだから
- 私はこうだから
とあくまで自分目線で見ていた景色から、すこし距離を取って眺めるようにみることができます。
自分を客観的に眺めてみると
「なんか表情が暗いなぁ」
「真面目すぎじゃない?」
「けっこう楽しそうにしてるじゃん」
「ちょっと、偉そう・・・」
など、いつもは気づいていないダメだしや、良い所を見つけることができます。
俯瞰の方法は「ドラマの一場面のように」
俯瞰とは、「高いところから見下ろし眺めること」。なので、鳥が空から自分を見下ろしているようなイメージでやってみると簡単です。
ですが個人的なおすすめとしては
テレビドラマのカメラ担当になったつもりで、自分の日常を少しドラマチックに切り取ってみる方法です。
- 朝、出勤するときの自分
- 職場で同僚と話している時の自分
- 仕事中の自分
- 楽しい気分のときの自分
- 不安を感じているときの自分
いろんな自分自身をカメラで追ってみてください。
10分くらい1人の時間をとって目をつぶってゆっくりイメージしてもいいし、ぱっと思いついた時に「今の自分をカメラ越しに見たら?」と考えてみたり。
やり方は自由です。
俯瞰に正解は無い。自分を見て何を思うかを受け止めるだけ。
自分を客観的に見てみた結果、自分の表情が気になってしまうかもしれないし、「もっとこうすればいいのに」とアドバイスしたくなるかもしれません。
「意外と悪くないな、私」と感じるかもしれないし、そもそも全く自分を視たくないかもしれません。
何が正解ということはありません。ネガティブな気持ちになっても、それはただ「今の気持ち」というだけのことです。
自分の視点だけでは気が付かなかった、
- 一歩引いた景色
- 自分というキャラクターの様子
を楽しんでみてください。