ずっと仲良しだと思っていた友人から、縁を切られてしまった。
最近メールの返信がそっけない。
お茶に誘っても、忙しいの一点張り。
ついには、メールの返事すらこなくなった。ラインもブロック・・・。
なんで?私なにか悪い事した??あんなに仲良かったはずなのに・・・
とつらい思いを抱えているあなたに、その思いの切り替え方をご紹介します。
原因・理由は追わない
大事な人であればあるほど、「私を切った理由」を知りたくなってしまいますよね。
直接会って、「どうして?」と問い詰めたくなるかもしれません。
でも、縁を切られた時に一番大切にしたいことは「理由を探さない・考えない」ということ。
理由を探しても・相手に聞いても、あなたが満足するような理由はまず見つからないからです。ただ溝を深め、あなたが余計に傷つくだけです。
それに、本当の理由なんてものは知りようがありません。たとえ相手に直接聞いても、です。
その言葉が本心であると、どうやって分かるのでしょうか。
人づてに聞いた理由ならば、もっとアテになりませんよね。
探しても見つからないものを探すのは、やめましょう。
「相手もつらかったのかもしれない」という視点
「相手も辛かったのかもしれない」と、一度考えてみてください。
縁を切られてつらい思いをしているのに、どうして相手のことを考えないといけないの?と不愉快な気持ちになるかもしれませんね。
でも、誰かと縁を切る時の理由は様々です。
心に余裕が無くなった
金銭的な事情
考え方が大きく変化した
人と関わりたくない理由ができた
などのように、嫌いになったから「はい、縁切り」という単純なものではなく、自分目線で想像するよりも相手の事情というのは複雑なものです。
相手は、あなたとは関係のないところで悩みを抱えていたのかもしれません。
それに、万が一あなたに関わる悩みだったとしても、どうにもできない内容かもしれません。嫉妬・妬みなども縁を切る理由の1つです。
親友だったなら、今も信じてあげて
思い付きや軽い気持ちで縁を切る人なんて、なかなかいません。
ましてや、相手はあなたの友達だった人ですよね。
理由もなくあなたを切って「あ~、せいせいした 笑」と言ってるような人だと思いますか?
何でも話せて心地よい場を作ってくれていたあの頃の友人を尊重して、その選択を信じてあげてみてはいかがでしょうか。
友人だからといって、心の中の全てを理解できることはありません。
一番心穏やかに過ごせる方法は、ただ、現実を受け止めること
つらい・苦しい・悔しい・寂しい。
こういった感情がわいてきても、それを抑えようとはしないでください。
あったはずの縁が突然切れた時、ネガティブな気持ちになるのはごく自然なことです。
ただ、どんなにネガティブな感情や思いがわいてきても、それと現実とはイコールではないということを、頭の片隅に置いておいてください。
「ものごとをありのままに見る」ための瞑想法で、心の反応と心の外の出来事を完全に分けて認識するのに役に立ちます。
たとえば今回の“縁が切れた”ということを取り上げてみると
事実・現実はあった縁が切れた。ただこれだけです。
つまり、
- 私は嫌われた
- 相手は私をバカにしている
- 人を信じてはいけない
- どうせ友情はいつか壊れるんだ
などの後付けの思いは事実とは関係の無い、心の内側で起こった反応ということになります。
この反応というものはあなたの想像であり、事実以上にあなたを傷つけ、苦しめてしまうやっかいなものです。
これ以上自分で自分を苦しめないように、思考の罠に気を付けてくださいね。