なんとなくいつも居心地が悪い。
どこの職場に行っても馴染めない。
人間関係が良くないと、疲れるとすぐに「転職したい・・・」なんて思ってしまいますし、逆に人間関係さえよければ多少仕事がきつくても頑張れますよね。
なぜだかいつも人間関係に恵まれないと感じているなら、ぜひ試してみてください。
先ずは外観を整える。
なにはともあれ、まずは見た目から変えてみましょう。
「人は見た目じゃないでしょ。」
と、少し嫌な気持ちになったかもしれませんね。
ですが、理想論どおりに生きられるほど、人は崇高ではありません。
「大事なのは中身」なんて言いますが、職場でたまたま一緒になった人間の中身をじっくり知ることなんて、実際のところそうそうありませんよね。
手っ取り早く、まずは『ぱっと見の印象』を上げましょう。
太っている人は痩せる
太っているからなんとなく消極的になってしまって・・・という方は、ダイエットしましょう。すごく細くなる必要はありませんが、『抵抗なく試着できる』くらいの体形までは落としてください。
ぼっちゃりしたこの体形が好きなんだ!という方はもちろんダイエットなんて必要ありませんよ。あくまで、「太っている自分が恥ずかしくて、消極的になってしまう」という場合のみです。
「私は太ってる」というコンプレックスを持ってると、どうしても細い人やはつらつとした人に対してネガティブになりがちです。
人間関係以前に、先ずは「自分で自分を好きになる」ことから変えてゆきましょう。
白髪生やしっぱなし・ぼさぼさヘアはNG
外観に気をつかう事の一環として、髪の毛は重要ポジションです。
人を見るときはどうしても髪とセットで目に入りますし、その人の印象を大きく左右します。
その重要なポイントである髪が
- ぼさぼさ
- 放置白髪がたくさん
- 暗い印象
という状態では、少なくとも良い印象には全くつながりません。
カラーなら安く施術している地元密着型の美容室もありますし、白髪が少ないなら自宅で部分染めだってできます。
どうして女性ばかり身なりに気を遣わないといけないのか?と思われるかもしれません。確かにそうですよね。
実際どんな髪型だろうが白髪がそのままだろうが、周りの人と仲良く楽しく仕事をしている人はたくさんいます。髪型なんて、本来は人間関係に関係ないんです。
でも、やっぱり立ち返って欲しいのが「どこへ行っても馴染めない自分に悩んでる」という現状。
性格を変えることは、すぐにできることではありません。試行錯誤や慣れも必要です。
でも外観ならすぐに変えることが出来ます。髪のことならなおさら、ですよね。
人はぱっと見の印象で判断される
繰り返しになりますが、人は中身で判断されるのではありません。『ひとまず外観から分かるデータ』である程度以上判断されてしまいます。
内面なんて、ある程度踏み込んだ付き合いが生まれてからやっと徐々に分かってくるものです。
なので、ぱっと見の印象で
「この人つまんなそう。」
そう判断されたら最後、それ以上の興味も持たれません。話題も広がりません。
ちなみにファッションに関してはあまり考えすぎなくてもいいかな、と思っています。よほど不思議&不潔な服装をしてない限りはそれを着る体のスマートさと髪型で十分カバーできるからです。
モデルさんが着て素敵だった服を自分が着ても「なんか違う・・・」ということがよくあるように、服そのものが自分を良く見せる効果って、劇的ではありません。
営業職やプレゼンテーションが多い立場ならばファッションやメイクを変えることは確かに効果的ですが、そうでないなら余力があればで大丈夫です。
それよりも先に
- 体をある程度絞る
- 髪の毛をキレイに整える
これを優先しましょう。
重要な『客観視』と、人間関係を良くするポイント5つ
ここでやっと、日常的に気を付ける『人との接し方』に入ります。
まずは現状を把握しましょう。つまり、自分を客観的に見る、ということです。
それを抑えたうえで、関係をスムーズにする具体的なポイントを見てゆきましょう。
自分はどういう人に見られているか?
自分はどういう人なんだろう。客観的に観察してみたことはありますか?
もしも想像しにくければ、古い付き合いの友達に聞いてみるのもいいですね。忌憚のない意見をもらってみてください。
- 話しかけにくい
- いつも怒ってるように見える
- 何考えてるかわからない
- いちいち偉そう
- 興味が沸かない
- おどおどしすぎ
などなど、あなたが知っている自分ではなく、あくまで『周りから見た自分』を把握してくださいね。
楽しい情報はあまり無いかもしれませんが、ここで出てきた改善点は改善ポイントとして大事にメモっておいてくださいね。
1:話をするときの表情に威圧感はないか
醸し出される雰囲気に『圧力』はありませんか?
よくあるのが「私は正しいことを言っているのだから、多少言い方がきつくなっても仕方がない。」というパターン。
私は正しい。間違っているのはあなた。を含ませた物言いは、あなたがひたすら損するだけです。
人に対して不遜な対応をすることに正当な理由なんてありません。相手を萎縮させずに要点を伝える方法を学びましょう。
2:イライラを露わにしない
納期が遅れてる、物事がうまく進まない、残業しても終わらない量の書類がまだある・・・
職場でイライラっとなるシチュエーションなんてたくさんありますよね。
でも、そのイライラを顔や態度に出すのはマナー違反です。
周りの人はあなたを直接批判しないでしょう。でも、確実に腹の中であなたの評価を下げています。
威圧的な態度と同様に、「イライラしている私」を出すことにも全くもってメリットはありません。
イライラが止まらない時。頭を冷やすための現実的な対処法7ステップ。
3:人のうわさ話ばかりしていないか
人数の多い職場だと、つい「聞いて~!あの人がさ~・・・」なんて当人の居ない場所で口にしてしまいがちですが、やめましょう。
本人が真後ろにいてるかもしれませんし、周り回って耳に入ったりしたら最悪です。
それに、人のうわさ話ばかりしている人って、信用されません。
周りの人もその時は「そうだよね~」と聞いてくれるかもしれませんが、あまりに頻度が高いと、徐々に離れてゆく人もいるでしょう。
仕事の愚痴であれば極内々にとどめるか、頻度をうんと下げましょう。口は災いのもとです。
4:褒めて欲しいなら先ず自分から
「私はこんなに頑張って仕事してるのに、どうしてあのいい加減な子ばっかり褒められるの??理不尽だわ」
こんな不満、密かに抱いてませんか?
職場は本来褒められたり認められたりすることを求める場ではありませんが、やっぱり他人の評価って気になりますよね。
仕事を頑張ってる!という意識が強ければ強いほど、あなたから見て『大したことない人』が褒められてると、不満を感じてしまうかもしれません。
でも、安心してください。この対処法は簡単です。
認めて欲しい・褒めて欲しいなら、まずは自分から褒める。
人には『返報の法則』というものがあり、受けたものはついお返ししたくなるものなのです。
「いつもキレイな字を書きますよね」
「いつも穏やかに話をしてくれるので、癒されてます」
こんな風に、ちょっと照れ臭いですがあなたが感じた誰かの良いところを素直に言葉にして相手に伝えてあげましょう。
周り回って、あなたのところに思いがけない嬉しい言葉がやってきますよ。
5:ないものばかり数えない
先ほどの『認めて欲しい』と似ている部分がありますが、環境に不満を感じている時ほど、「ないもの」ばかりに目が行ってしまいがちです。
- あの人はどんくさい
- あの人は口ばっかり
- あの人は性格はいいけど仕事が・・・
- あの人はうるさくてチャラチャラして最悪
こんな風に、周りの人の欠点ばかり頭に浮かべていませんか?
こんなどす黒いオーラは簡単に周囲に伝わってしまいますし、あなた自身も「真面目かもしれないけど、なんかいつも感じ悪いよね~」なんて、腹の中で思われているかもしれません。
欠点100%の人はいません。ここはぜひ、周りの人の良いところを発見してあげてください。
きっと、誰かの長所を探している時は、柔らかい親しみやすい表情をしていると思いますよ。
人間関係を良くする方法は、とてもシンプル
まとめると、まずは見た目を整える
- (太っていることに悩んでいるなら)ダイエットする。
- 髪の毛をキレイに整える。身綺麗にする。
そのうえで、
- どんな理由があっても人を威圧しない
- イライラをまき散らさない
- うわさ話は禁物
- 人を褒める
- 周りの人の長所を見つける
を守る。
なんだかどこかで聞いたような、珍しくもないことばかりですよね。
つまり、なにかすっごい事をしなくとも『人間関係を良くする』ことはできるんです。
『すっごい人気者』にはなれないかもしれませんが、『普通にある程度周りから好かれて、自分の居場所を作れる人』にはなれます。
あとは行動あるのみです。頑張りましょう!