私は人間関係が基本的に「めんどくさい」と感じる人です。
- 1人の時間にやりたいこと・楽しい事はたくさんある
- 家族・恋人は大事。大事な人はほんの少しでいい
だから、他の人に割く時間がもったいない。
たとえぼんやりしている時間だとしても、それも大事な私の時間です。
そんな私が長年かけて自然とするようになった、「必要以上に好かれないコツ」をご紹介します。
人と絡むのが好きな人とのギャップ
世の中には、『とにかく人と一緒にいたい人』もいます。
そしてそういう人から「saraさんは声をかけやすい人」と認識されてしまうと地獄です。
お茶だランチだとお誘いがかかり、丁寧に断るのも頭を使わなければなりません。
相手が嫌いなわけではないから断り続けるのも申し訳ない気がする。
たまにはお誘いを受けるも、あぁ、世間話で時が過ぎていく・・・この時間は一体・・・というパターンに。
気安く思ってもらえるのは良い面もあるけれど、お互いのペースが合わないとしんどいものです。
初対面では気さくに対応するのがアダに
根本的に人間が苦手なタイプであれば、自然と「近寄るな」オーラが出せるので相手にむやみに気に入られる確率は下がりますよね。
でも、私は人が嫌いなわけではありません。
初めての人と話をすると新しい価値観に触れられるし、新しい世界を覗くことができる。単純に、刺激をもらえます。
ある程度は『他人』に興味があるし、シチュエーションによっては初対面でもアレコレ話し込んでしまうことも。
でも、先にも書いたように、相手が私を「話しやすい人だ」と認識してしまうと、私にとっては都合が悪いのです。
たまたま出会って話をする時間があるから、今この時を楽しく過ごすのは苦にならない。
けど、わざわざ待ち合わせをして会うまでの繋がりは持つ気はまったくない。
というのが本音です。
完全に私の都合なのは分かっているのですが、ね。
私が望むのとは違う距離感でこられるという経験を何度も繰り返し、今は、「必要以上に好かれないための小ワザ」を実践しています。
人に必要以上に好かれない、距離を詰められすぎない6つのコツ
ということで、以下は私が人と話すときに実践している必要以上に好かれないコツです。
デスマス調はくずさない
何度お会いしても、相手がどれだけフランクでも、私からはデスマス調を崩さずに話をします。
「〇〇さんは、~されてるんですか?」
という丁寧な話し方を貫きます。
相手がフランクだとつい合わせてしまいがちになりますが、そういう相手にこそ「デスマス調」は有効です。
あなたのペースには乗らない人間だということをナチュラルにお伝えすることができます。
笑顔ではきはきと、しかし心の壁を立てておく
これ以上仲良くなる気がないからといって、無愛想にしたり話を適当に流したりするのは失礼です。
それなら、最初から会わないほうがよほどマシです。
話をするときはちゃんと『他人と話すときの自分』として、相手に失礼のない対応をします。
こう書くとちょっと接客っぽいですよね。
でも、私も嫌々している訳ではありませんので大丈夫。
ただし、『私とあなた』の間には壁を設けておきます。距離感を保つための、心の壁です。
これは結構重要です。どんな言葉を使おうと、心のガードがゆるゆるだと相手にどんどん距離を詰められます。
これは同性だけでなく、対異性でももちろん超重要。
心のもちようは、どんな場面でも意識しておいてくださいね!
内情の話は控える
話の内容の親密さは、相手に暗に「私たち仲よしね」を伝えてしまいます。
例えば、あなたの収入にまつわること。
パートナーとの問題。
家族の悩みや、これからのライフプランなど・・・
あなたの超身近な人に関する話や、人生の根幹にかかわるような話はしない方が良いです。
まして、そういった内容を詳しく聞きたがる相手とは仲良くしたくありません。
もしそんな話題になっても、「まぁいろいろありますよね~」などと言って、相手に話題を変えてしまいましょう。
わりと正直な「断るフレーズ」を用意しておく
私は、仲良くない人・普通の人からのお誘いは、月に1回ほどでお腹いっぱいになってしまいます。
でも人によっては、会ったその日に次の約束を取り付けたがる人もいますよね。
「こんな素敵なお店があって~・・・来週どうですか?」
みたいな感じで、次の会う日程を決めようとしてきたら。あなたはどうしますか?
ここでNGなのは、
「ちょっと予定が分からないので・・・」
「行きたいけど、その日はちょっと・・・」
みたいな返しです。
こういう返しをしてしまうと、最悪の場合「あなたに予定を合わせるから!いつが空いてる?」なんてことになってしまいます。
これでは余計に追い詰められてしまいますよね。
なので私は、
「ちょっとすることがあってしばらく都合が悪いので、また落ち着いたら・・・。」
という風にお断りします。
ここで大事なのは、ある程度ほんとに「すること」を用意しておく。ということです。
勉強・仕事・家族絡みのこと。なんでも構いません。
そしてさらに大事なのは、「私は用事をたくさん詰めるのが苦手なのです」というキャラをさりげなくアピールしておくことです。
ということをあなたのキャラクターとして理解してもらえると、今後もあなたのペースで付き合いやすくなります。
在りもしない予定を作ってまで言い訳する必要はありません。あなたという人はどういう人なのかを、ちゃんと分かってもらいましょう。
もしそれでもグイグイ予定を詰めて来ようとしたら、今後のフェードアウトについて検討を始めれば良いのです。
解散のタイミングは、それとなく自分から
会う日も相手が決める。解散時間も相手が決める。
全体的に相手まかせにしていると、相手のペースになってしまいます。
私は誰かと会うときは、何時に帰れるんだろう。ということが気になる人間です。
だからこそ、もう十分話もしたし、内容も尽きてきた。そろそろ帰りたい。と思ったら、「じゃあそろそろ・・・」と自分から切り出します。
もちろん相手の様子も伺いますが、無限に話し続けられるタイプの人に合わせるのは無理ですよね。
相手のことを嫌いにならないためにも、使う時間は事前に考えておきましょう。
じゃあまた~とさらっと別れる
仲が良い友達であれば、「今日はすごく楽しかった!次また話の続き楽しみにしてるね~」なんていう別れの言葉も出てきますが、
そうでない相手の場合は、今回会ったことの喜びを表現しなくても、次に繋がる話をしなくても、大丈夫です。
ケーキ美味しかったですね!などの素直な感想は良いですが、お愛想で「またぜひ誘ってくださいね」という言葉を安売りするのはNGです。
ふつうに、「今日はありがとうございました。気を付けて帰ってくださいね!」と言えば良いのです。
嫌いじゃないけど、好かれたくはない。は難しい。
すべての人に丁寧に接しなさい。だが、親密に接することはあまりしてはならない。
トーマス・ジェファーソン
誰のことも嫌いではないから会っている時は楽しい時間にしたいけど、しょっちゅう絡みたくはない。
その辺のさじ加減が難しいですよね。
なので私がしていることは、要は「私のペースをご理解ください」ということです。
あくまで私のペースなので、相手が不快に思う事もあるだろうし、最初のうちは私が相手を嫌ってると勘違いされることもあるでしょう。
でも、それも仕方ありません。私を貫きたいワガママを相手がどう感じるかは、相手の自由です。