もう誰とも関わらず、1人でもくもくと仕事したい。
仕事だけでも大変なのに、人と関わって余計に疲れるのが辛い。
そんな方に、黙々と作業ができる、なるべく人と関わらなくて良い仕事をご紹介します。
とはいえ、全く・一切人と関わらない仕事というものはなかなかありません。
どんな仕事でも発注するのは人ですし、仕事のその先にもやはり人がいます。
それを踏まえたうえでなるべく人と関わらなくて済む、黙って仕事ができるベスト10をどうぞ。
仕入れ・販売(フリーランス)
仕入れ先によっては海外まで回って商品を探すため、やや体育会系です。
ですが完全個人で誰にも邪魔されずできるうえに、うまく当たればかなりの金額が入ります。
売れそうな商品を仕入れて、オークションやネットショップで販売する。仕組みはかなりシンプルですし、自分で何か商品を生み出す必要はなく、またオンライン販売なので営業スキルも不要です。
重要なのは、「売れそう!」と気づくアンテナを立てておくことと行動力です。
プログラマー・Webデザイナー
こちらもフリーランスに多い業種の代表ではないでしょうか。
特に物価の安い東南アジアでは、こういったウェブ系フリーランスさんは多いです。
基本は黙々PC作業・・・ですが、受注内容によっては話を密にしなければいけない部分もありますし、大きな仕事を受ける時にはクライアントさんと直接会って話をするという方もいます。
どういったサービスをどういった形で受注するかによってはほぼメールのやり取りだけで可能ですので、自分のスタイルが確立できれば強いですよね。
今後はAIが自らプログラムを組む時代と言われていますが、それでも現状の小さなカスタマイズはPCと格闘しなければいけません。
まだまだ需要は廃れない業種です。
ウェブライター
主婦やフリーランスの方が在宅・場所を問わず行えることで人気のウェブライター。
記事内容はクライアントの依頼によって変わりますが、出社や同僚といったわずらわしさが無いのが特徴です。
とはいえクライアント(依頼主)との関係性が重要。
何件も依頼をこなしているうちに信頼関係が生まれてくると、より仕事がスムーズになります。
翻訳家
翻訳できるスキルは必須となりますが、売れっ子翻訳家さんとなると机に貼りついて黙々と作業をすることになります。
ただし、フリーの翻訳家さんとなるとある程度の営業力や報酬の交渉スキルは必要になってきます。
言葉だけで食べてゆくのは難しい面もある世界ですが、好きな言語だとやりがいいがありますよね。
1人出勤があるタイプの個人会社
世の中には色々な会社があり、会社によって就業環境は大きく変わります。
そして、社長1人・事務員1人、で成り立っている会社も存在しています。
社長と2人なんて余計にめんどくさい!と思うかもしれませんが、社長が毎日出社するタイプでなければなかなか良い環境ですよ。
私が実際に働いていた会社は事務が私をふくめ二人いましたが、同時出社の日は少なかったため、1人勤務の時が本当に多かったのです。
社長は外で動く人なので、やりとりはメールや電話のみ。出勤も1人。お昼も1人。時間が来たら退社。最高です!
データ入力
ひたすらPCにデータを入力してゆく仕事です。
モバイル・インターネット回線の契約書など、顧客データ処理が多いのではないでしょうか。
私自身も1年ほど経験があります。そして、レジ打ちよりも遥かに楽しかったです(私にとっては)。
人間関係は社風によるものの、仕事内容的にもわきあいあいとする感じではないため昼休憩を1人で取っている方も少なくありませんでした。
仕事さえ真面目にしていれば誰にも文句は言われません。
黙々作業が好きな方にはおすすめです。
工場・ライン工
こちらも遥か昔ですが、複数の工場で期間限定スタッフとして働いたことがあります。
お菓子系・モバイル組み立て系など内容は職場によってさまざまですが、個人的な感想ではお菓子系が大変でした。
何が大変かって、機械のスピードに合わせるのがとっても大変です。
機械はこちらのペースを汲んではくれないため、何らかのアクシデントがあってもどんどんお菓子を流し続けます。
私が配置された重量測定マシーンがたびたび機嫌を損ねて止まっているのにも関わらず、後ろのラインからどんどん箱詰めされたお菓子が流れてきてもうてんやわんや。
お菓子工場で良かったことといえば、レアな製品が買えたり休憩中にお菓子が食べられるということくらいです。
その点モバイル組み立ては、ベルトコンベアを使わずに人から人へ作業を流すのがメインでした。
何か問題があればすぐに確認できますし、焦らず、でも淡々と作業に集中できて良かったです。
モバイルは男性従業員も多かったからか、人間関係はかなり薄めの環境でした。
職人
職人になろうと思ってすぐなれるものではありませんが、職人人口が減っているのでねらい目かもしれません。
以下は、知り合いの木工職人さんから聞いた話です。
「今の若い人は弟子入りしてまで職人になろうとしないから、現場はお年寄りばかり。
職場はの人間関係はつまらないけれど職の奪い合いにならないから仕事は一定数あるし、自分はこの仕事が好きだ。
あまり貯金に興味がないから1年の半分は物価の安い東南アジアでぶらぶらして、あとの半年間はしっかり日本で働くというライフスタイルが送れるので最高。」
ということでした。
人生の方向性が定まっていないという方、いかがでしょう。
イラスト作成
イラスト作成系のフリーランスさんはツイッターを使われている方が多く、かわいい4コマのマンガやイラストがよくリツイートされていますよね。
絵を描くことが好きであれば、一度は憧れる職種ではないでしょうか。
イラストというと幅が広すぎて人気が出るのはごく一部という印象がありますが、ブロガーさんが利用するアイコン用の顔イラストや、記事内の挿絵、図解、アイキャッチなど、需要が多い方面にピンポイントで訴求できればその分野の人気イラストレーターさんになることができます。
イラスト・マンガは文書を読み飛ばす読者の方の目にも止まりやすく、感情に訴えることもできる重要な役割です。
受注・ヒアリングなどのやりとりは必要ですが、基本は自宅で黙々作業が可能です。
ハンドメイド作家
先ほどのイラスト作成と少し毛色が似ていますが、こちらも在宅でできる仕事として人気です。
学生さんや主婦の方のお小遣い稼ぎにもぴったりですし、うまく起動にのって人気アクセサリー作家としての道を進む人もいますよね。
創作意欲さえあれば始めるハードルは低いので、いきなり本業にするよりは小さくコツコツ売ってみて反応を伺いつつ拡大することをおすすめします。
私はかなり昔、いきなりネットショップを立ち上げてしまって撃沈した苦い経験があります。
うまくいく方はとんとんと活躍の場を広げて行かれますよね。羨ましい~