毎日職場と家との往復ばかり。
同じことを繰り返す業務。
同じ顔ばかり見る職場。
はぁ。全てが退屈・・・。
そんなことを日常的に考えているあなたに、少しは暇じゃなくなるかもしれない3つの事実をお伝えします。
毎日同じことの繰り返しでつまらないのは、「つまらないことをしているから」、つまらないのです。
偉そうなことを言ってすいません。
でも、まずは現実的に考えてみましょう。
同じことを繰り返したからと言って、全ての人が目の前のことに飽きるかというと・・・そうではありませんよね。
飽きない人もいます。
ということは、同じことが繰り返されるから飽きているのではなく、あなたにとってつまらない事をしているから飽きて、つまらないのです。
やりたくもないのにやらされている。
行きたくもない営業先に行かされている。
無意味なタイピングを一日中繰り返している。
確かに、つまらないですよね。
でも、つまらないことを選んだのは、誰なのでしょう。
こういった不満を解消する1番の方法は、まずは周りや環境のせいにせず、「自分が望んだ現実だ」という目線で考えてみることです。
そもそも、「今日」がずっと続くと思ってるんですか?
単純なルーティンワークを続けると、慣れれば慣れるほど飽きてきます。
今日も明日も明後日も、あぁまたこの繰り返し・・・
でもそれ、来年も同じだと思っているんですか?
どうして同じだと思えるんですか?
来年のあなたは、まるで違う生活をしているかもしれません。
転職・結婚・引っ越しによるもの。または、何かが起こった、など、理由は様々でしょう。
人生、変わる時は一気に変わります。
自分に抗えることなど、微々たるものです。
目の前の世界ががらりと変わった後で、「毎日おなじでつまらないなぁ」とつぶやけたあの頃が、とても幸せだったと気が付くのかもしれません。
でも、人はそういうものです。
時代は変わります。後手に回ると、居場所はすぐになくなります。
「毎日同じことの繰り返しで飽きた」
やりたくもない仕事。ぐだぐだつまらない愚痴とおしゃべり。
尊敬できない先生から教わる義務教育に飽き飽きしたら、確かに毎日つまらないでしょう。
行動する人。しない人で未来は違う。
でも、誰にでも時間は有限です。
1日のうちで使える時間は限られています。
あなたがつまらないといってあくびをして、今夜のドラマの内容について考えている間にも、必死で勉強し、自分を磨いている人がいます。
毎日の仕事が終わったあとで、家に帰って寝る時間を削ってでも新たな収入につなげるための技術を磨く人もいます。
人生を変えるために、30代に・40代になってから思い切って大学に入り直す方もいます。
目の前を変えたい人は、行動します。
今の同僚は、3年後もあなたの同僚のままでしょうか。
いつの間にか変わる社会
何も考えず過ごしていても、いつの間にか社会は変化してゆきます。
たとえば、私が10代の頃と今現在を比べてみても、町のようすはずいぶん変わりました。
スーパー・コンビニのレジをとっても、外国人の方がとても増えましたよね。
セルフレジも一気に増えました。経営で一番金食い虫である「人件費」を削ることができるのですから、今後ますます増えることは確実です。
また、コンピューターができるような単純入力作業も今後は減る一方です。
人間が打つと、タイプミスがあります。ダブルチェックも二度手間なうえに、余分な人件費がかさみます。
日本はいつまでも「手書きの書面」を重視している珍しい先進国ですが、それも長くは続きません。
キャッシュレス化(電子マネー・カード等)の波がどんどん進んでいるのと同じように、データ化は機械の得意分野です。わざわざ人の手を介す意味は、無くなる一方です。
あなたの価値を高めなければ
極論を言うと、そう遠くない未来には、「日本語ができる」というだけで選べる仕事は明らかに少なくなります。
機械ができることは機械がする。
日本語がネイティブでなくてもできることは、外国人がする。
日本語ができるだけの日本人にできることは、減る一方です。その流れは、止まることはないでしょう。
あなたでないとできない仕事を。せめて、10人に1人しかできないような何かを今からでも探す必要があります。
そしてそれを磨きながら、あなたの持ち駒を増やす必要があります。
毎日退屈だ。と言っている暇は、正直、ありません。
限られた時間の中で自分の価値を自分で高めなければ、生き残れない時代が目の前に来ています。
自尊心を持っていたいのなら、目の前にあること以外の何かを自分で探しに行きましょう。
まとめと参考資料
この記事の意図は、毎日平和に暮らしているあなたを脅かしたり、不安をあおるものではありません。
ただ現実問題として、ここに書いたような流れは止めようがなく(止めるべき理由もないのですが)、「あたえられた仕事を真面目にこなす」という日本人の優れた点が生かされない時代になっている。ということです。
日本国民の人数は今後大きく減少する事実と、日本に入ってくる外国人の比率とを考えると、単純作業から外国人労働者に入れ変わってゆくのは明らかです。
また、外国人の方々はガッツがあり、母国語に加えて英語のベースが整っている方も多いです。
さらに、日本に滞在することで日本語も使えるようになるでしょう。
単純作業の分野だけでなく、旅行業・接客・情報発信。様々な分野で「ただの日本人」はお呼びでなくなるのは目に見えています。
私がよく訪れる東南アジアでも、実際にそうです。のほほんとしている現地民は、あらゆる分野で後から来た外国人にお金のルートを握られてしまいます。
こういった流れは日本国内でもすでに始まっていますが、今後も日本人の人口減少に反比例して増えるのは必然的です。
参考資料
日本は比較的容易に日本国籍を与える国なので、「日本人とは?」という定義が今後ますます曖昧になるとは思いますが、本記事で私が使った「日本人」とは、「日本に生まれ育ち、自分は日本人だというアイデンティティを持つ人」という意味です。